【理学療法士・作業療法士・言語聴覚士】 出世のメリット８つ

ライフワークプラン設計のために出世の選択肢を考えているが、出世のメリットがイマイチ理解できていない、という人に、出世をすることのメリットについて詳しく解説していきます。

この記事は以下のような人におすすめです

• 出世のメリットについて知りたい
• 自分が出世に向いているのか、向いていないのかを判断したい

その１〜収入がアップする〜

一般スタッフから管理職スタッフに昇格すれば、基本給が上がる場合や、調整手当、管理職手当等の手当によって給与アップが望めることがほとんどでしょう。ただ、インセンティブ色が強い給与形態の場合で、かつプレイングマネジャーでいられない場合は、一般スタッフと管理職スタッフの給与逆転現象(一般スタッフの方が管理職スタッフよりも給与が高い現象)が時折みられますので、事前に十分にリサーチしておきましょう。

その２〜業務を自分でスケジューリングすることができる〜

管理職といっても様々な役位が存在し、企業によって求められる役割も違ってきますので一概には言えませんが、一般スタッフよりも事務業務が増えるため、特定の曜日や日付にまとめて事務業務を終わらせる、等のスケジューリングができるようになります。ご家族が家で待っている人にはうれしいメリットと言えるでしょう。筆者の場合は、事務作業は家に持ち帰り、子供が寝た後にひっそりとやっていました。

その３〜シフトを自分で組むので希望を通しやすい〜

シフト作成は個性がそのまま反映される、と言って良いほど人によって組み方に差が出ます。特にマニュアルが整備されていない職場であればなおさらでしょう。しかし、言い換えればある程度自分の好きに作っていいということです。ただ、明らかにひいきしたようなシフトや、自分最優先のシフト作成は周囲の人間からの顰蹙(ひんしゅく)を買うばかりか、結果的に生産性を落としてしまうことになり兼ねないので十分に注意しましょう。

その４〜デスクワークが増えるので身体的負担が減る〜

前述したように、現場の業務が減り事務業務が増えることがほとんどでしょう。医療職は肉体労働であることが多いため、デスクワーク増により、疲労が軽減される人もいるでしょう。ただ、人によっては目が疲れたり肩や腰が痛くなるなどのデメリットにもなり得るので気をつけましょう。

その５〜転職する際のアピールポイントになる〜

以前(現在)の職場で管理職をやっていた、という事実は、転職市場においては間違いなくプラスに働きます。それだけで職場選びの選択肢が増えるからです。ただし、高倍率の高待遇求人をモノにするには、管理職になって何を成し遂げたのか、何を学んだのか、など内容を問われますので、ステップアップを望んでいるのであれば”名ばかり管理職”にならないように気をつけましょう。

その６〜新たな経験によって人として成長できる〜

一般スタッフから管理職スタッフになる、ということは、業務内容が変わる、ということです。また、役位が上がることによって、内容だけではなく業務のスキル・質、収益面における結果、責任を求められるようになります。人によってはそれが重荷になってしまうこともあるかもしれませんが、自分を新しい環境に置くことで、成長に繋げられると捉えられる人もいるでしょう。

その７〜社会的信用が向上する〜

職場で管理職をやっている、ということは一種の社会的ステータスになり得ます。個人的にはその人の能力を第三者が客観的に判断するには役職ではなく年収だと考えますが、社会的ステータスを重要視する考え方も少なからず存在します。また、部下を持つということに対して尊敬の眼差しでみられることもあるかもしれません。

その８〜業務の守備範囲が広くなるので今後の選択肢が増える〜

管理職に昇格することで業務内容が変わることは前述した通りです。また企業によっては、全く関係のない部署にコンバートされることもあるでしょう。いずれにしても新たな業務を経験することで、自身がこなせる業務の守備範囲が広がります。また、自分の新たな得意分野の発見につながることもあるかもしれません。今後の転職や更なるステップアップなど、ライフワークプラン設計において非常に有益になることは間違いないでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。出世のメリットがある反面、当然デメリットも存在します。個人的には客観的に考えてメリットの方が多いと考えていますが、出世のメリットとデメリットは表裏一体であることが多いと言えます。また、同じメリット・デメリットの内容でも、受け取り方や立ち回り方など、人によってメリットとデメリットが全く変わってしまうこともあります。この記事を読んでいただいたみなさんには是非、デメリットについても十分に理解し、プラスに捉えることで、出世街道を突き進んでいただきたいと思います。